今回は、テレワークでチームワークを高めるコツをご紹介します。対面でのコミュニケーションが減り、チームワークへの不安・悩みを抱えている企業は多いのではないでしょうか。ぜひ、自社における環境整備の参考にしてください。
テレワークでは連携ミスが発生しやすい
テレワークが広まっている中、企業が抱える問題のひとつがコミュニケーション面でのミスです。誰がどの顧客に対応するべきか、どこまで対応したかなど、連携不足が生じるケースが増えています。
特に、これまでの仕事の進め方を変えていない企業は、連携面でのミスが発生しやすい傾向です。
上司は「後ろから」の支援が大事
コミュニケーション面で障害が生じやすいテレワークでは、チームとしての方向性を明確にし、メンバーが自走する形が望ましいでしょう。そのためにも、上司は「後ろから」の支援が重要となります。
部下を前から引っ張るのではなく、分からないことがあれば部下から上司に確認する形です。上司がすべてを管理する必要がなくなるため、負担も軽くなります。
テレワーク下では信頼づくりが重要
上司が後ろから支援する形を確立するためには、信頼づくりが重要です。「気軽に相談して」と上司に言われても、従業員の多くは、気を使ってすぐに実行できないでしょう。テレワーク開始からしばらくの間は、定期的に上司と部下がオンラインで話す機会を設けましょう。
また、上司は対面時よりも丁寧な言葉遣いや説明を心がけ、部下が自分から話しやすい雰囲気を作る必要があります。本コラムの内容を、ぜひテレワークの実施に活かしてください。
(参考:厚労省HP)
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