今回は、事務系バイトの時給が高まっている現状に焦点を当てます。
時給が高まっている背景や、多職種との比較を確認していきましょう。
【参考】2021年6月度アルバイト・パート募集時平均時給調査|株式会社リクルート
事務系バイトの時給は1,176円で過去最高
株式会社リクルートでは、三大都市圏(首都圏・東海・関西)におけるアルバイト・パートの平均給与を毎月調査しています。
6月度の調査において、事務系バイトの募集時平均時給は1,176円であり、前月に続き過去最高を記録しました。事務職の中でも、特にコールセンタースタッフの時給が高く、ワクチン接種の問い合わせや、ECサイトの利用が増加したことが、影響していると思われます。
飲食業との差は拡大
アルバイト・パートの勤め先として人気が高い飲食業は、事務系に比べて低い時給で推移しています。6月度の平均時給は1,022円であり、事務系との金額差は154円です。先月の金額差は110円であり、わずか1ヵ月で44円の差ができています。
7月12日から東京で4度目となる緊急事態宣言が開始したことも相まって、需要が回復しているとはいえない状況です。
市場の様子を踏まえた人材確保を
自社で事務系アルバイト・パートを確保する場合は、市場の様子を踏まえた賃金設定が重要です。
市場における事務系アルバイト・パートの平均時給が上がれば、自社でも賃金を上げなければ、人材を確保できない可能性があります。
ただし、賃金を上げる際は、就業規則改正などのさまざまな手続きが発生します。
もし自社で手続きを進めることが難しい場合は、社会保険労務士などの外部機関に相談しながら進めてください。アンブレラでは就業規則の改正や求人の出し方について助言できます。