今回は、「入社してもすぐ社員が退職する会社には賃金表がない」ということについてです。みなさまの会社には賃金表はありますか?社長が、勘と経験から給与を決めていますか?
離職率が高い会社には、賃金表がありません。3年後、5年後、10年後と何をどうしたら、いくらぐらいの給与になるのかわからないと社員は不安になってきます。
賃金表がなくても、毎年給与が上がっていくなら社員も納得するでしょう。あるいは、賞与が年に2~3回支給されるなら給与があまり上がらなくても不満はあまり出ないかもしれません。
一般的に賃金表がない会社の給与は、3年たっても、5年たっても入社のときからあまり変わらないということが多いです。賞与もどういう基準で額が決まっているのか分かりません。
よく分からないと従業員は不安になります。その結果、「入社してもすぐに退職してしまう」という悪循環が続いてしまいます。賃金表を作成することは早期退職防止のひとつの対策になります。
(参考:厚労省「同一労働同一賃金特集ページ」)
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